教育図書の教科書編集者が、書の魅力を少しでも多くのみなさんに。
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国会図書館の本、ネット配信へ
昨今の急速なIT化により、「著作権法」もめまぐるしく変化しています。
編集者としては、その情報収集に神経を遣う日々です。
今日もまた一つ、大きな報道がありました。

ー国立国会図書館の所蔵する書籍のデジタルデータを、インターネットを通じて有料配信する構想が動き出すことになった。ー

すでに今年6月の著作権法改正で、国会図書館は、資料保存のため著作者の許諾を得ずにデジタル化できることになっていたのですが、この国会図書館が蓄積した書籍のデジタルデータを、権利処理を行う新組織に提供し、様々な配信事業者を通じて有料配信、利益を著者や出版社などに還元するという構想がいよいよ動き出すというのです。
エコ&便利になるのは結構ですが、出版社の人間として、自分たちの利益が損なわれることのない形で実現することを切に願うばかりです。
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by sho-editor | 2009-09-30 15:25 |
新常用漢字表(仮称)その後…
文化審議会漢字小委員会が検討を続けている「新常用漢字表(仮称)」、今日修正案が発表になる予定だったのが、内閣法制局より、賄賂の「賄」、禁錮の「錮」など6字を新たに追加するよう要請があったため、検討を続けることになったそうです。
裁判員制度が始まった影響なのでしょうか。
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by sho-editor | 2009-09-08 13:43 | 日々のこと
国語科書写の授業のために…
久しぶりの更新です。
なかなか参考となる本の少ない、国語科書写の新刊紹介です。当社のではないのですが。

b0141827_1112747.jpg小・中学校の書写、少し前に未履修で話題になりましたよね。
国語の中に位置づけられている書写は、小学校で年間20時間程度、中学校でも、学年による違いはありますが、10〜20時間程度実施しなければならないと、学習指導要領で決められています。
皆さん、自分の小・中学校時代を思い出してみて、どうですかね?
やった記憶、ありますか?
私の場合、中学1年の時の国語の先生が、けっこう書写の授業熱心だったなぁという記憶があります。小学校の時は、低学年の頃の先生は比較的熱心だったかな…と。

高校の書道は、大学で書道を専門に勉強された先生方が指導するのですが、小・中学校の場合は違いますよね。
大抵の場合、中学校は、国語の先生が書写を指導、小学校は、国語・算数・理科・社会・保健体育…といったそれぞれ専門を持つ先生方が指導されます。
先生方、大変ですよね、自分が書道なんて習ったことがなかったら…。
道具を揃えさせるのだって結構大変だし、準備や後片付けに時間もかかるし、服に墨を付けちゃったり隣の席の子にイタズラして墨を付けちゃったり…。
いろんなアクシデントが想像できます。
とりあえず教科書に載っているお手本を生徒たちに書かせて、お清書を提出させて評価する、そんな授業が精一杯だと思います。

新学習指導要領は、全体として「言語活動の充実」というのが大きな狙いとなっています。
書写だって、この言語活動の一貫であり、コミュニケーション能力の育成に不可欠な事項なんです。

どこが?

書写は高等学校で学習する「書道」とは違います。
「書道」は芸術科目。
書写は、「日常生活に生きる力の育成」が目的の国語学習。
生活する上で、人とのコミュニケーションは不可欠です。
つまり、書写は常に「相手がある・目的がある」活動なんですね。
書道にももちろんそういう面はあります。
でも、書道は芸術分野である以上、自己表現というのが最大の目標になる科目です。
だから、作者と鑑賞者の間での一方通行もありです。
でも、書写は違う。
「読み手に配慮して読みやすい文字を書く」「目的に応じて最適な書き方を選択して書く」、円滑なコミュニケーションを図るための学びなんですね。

『「書くこと」の学びを支える国語科書写の展開』(松本仁志先生著)では、書写の授業をどうやったら楽しく有意義なものにできるかとお悩みの先生方に、明解な答えを伝授してくれています。
「できれば、書写の授業なんかやりたくない」と思っておられる先生方、ぜひ読んでみてください。
新学習指導要領下で「どんな書写の授業をしようかな」とお考えの先生方にも、おもしろいヒントが見つかる本だと思います。


『「書くこと」の学びを支える国語科書写の展開』
三省堂刊 本体1,400円+税
松本仁志著(広島大学大学院教育学研究科准教授 平成20年版「小学校学習指導要領解説国語編」作成協力者)
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by sho-editor | 2009-09-07 11:53 |