教育図書の教科書編集者が、書の魅力を少しでも多くのみなさんに。
by sho-editor
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
<   2009年 03月 ( 4 )   > この月の画像一覧
新常用漢字表(仮称)
昨日、文部科学省講堂で行われた「新常用漢字表(仮称)に関する試案」説明会に行って参りました。
「当用漢字表」「常用漢字表」とつながる漢字政策の現代版、「新常用漢字表(仮称)」。
現行常用漢字に191字プラス、5字マイナスという試案になっています。
しんにょうの点の数(1つか2つか)や、食偏の問題など、特に解消されてはいないようです。
漢字小委員会の先生方がおっしゃるには、「あくまで公共性の高い場面についての「漢字使用の目安」であって、手書き文字や個人的な文書・書簡における漢字使用に制限を与えるものではありません。」ということでしたが、一般の方々は素直にそう解釈できるのでしょうか…。
また、字体について、京都大学の阿辻哲次先生が、“僕個人の意見です”と強調されながらも、「当用漢字のツケを払わされている。」とおっしゃっておられましたが、全くそのとおりだと思います。
「いっそ全部旧字体に戻してしまえ」というパブリックコメントもあったようです。
ちょっと非現実的ですが、その気持ち、わからなくもない…と思ったりもしました。


文化庁では、「新常用漢字表(仮称)に関する試案」に対するパブリックコメントを募集しています。
「「新常用漢字表(仮称)」に関する試案」に対する意見募集の実施について
http://www.bunka.go.jp/oshirase_koubo_saiyou/2009/shin_kanji_ikenboshu.html
上記サイトで、「新常用漢字表(仮称)」に関する試案がダウンロードできます。
ご覧になって、ご意見のある方は、ぜひ文化庁に提出してください。
[PR]
by sho-editor | 2009-03-27 14:20 | 書教育
「書」…
 毎月講読している大東文化大学発行「大東書道」今月号、同大名誉教授新井光風先生の巻頭言がズシっときましたので、ここに全文を紹介します。


ー古典を尊重し明日を切り開くー  
 新井光風 [日本芸術院会員・大東文化大学名誉教授]

 書を愛する多くの人の熱意、努力精進もさることながら書の将来は、これからの時代の原動力の中心となって新しい時代を切り開くであろう若い人達の書に対する考え方いかんにかかってくる。限りない可能性、無限の想像力、新鮮な感性に期待するところ大である。
 しかし、近年社会の一部の場面で書の本質を離脱した作品をよく目にする。古典を軽視するばかりか表現の自由とか現代性という名のもとに、それを隠れ蓑にして新しがって書いたとしか考えられない浮ついた作品の類がそれである。見せかけの現代を装ったこうした安易な考え方には注意しなければならない。一番危険で問題なのは、表現の自由とか、無限とか、現代性という解釈の履きちがいである。
 我が国の書は、中国の古典や名家が残された業績に学び、また日本特有の古筆・名品に学んで様々な書の表現を展開してきた。全ての時代に共通して言えることは、各時代に活躍した先人達が、常に古典を尊重し、古典に学んで古典を乗り越え、その時々の新風を吹き込み、自らの道を開拓し、各々固有の世界を切り開いてきたという確かな事実である。
 書の本質を追求する上では、こうした事実の重みを再確認すると共に、過去に学ぶという姿勢が大切である。その上で初めて、本当の意味での現代における新しい価値の創造ということを考えて行かねばなるまい。


 真摯に「書」に取り組んでおられる方々には、新井先生の言葉の意味が非常によくわかると思います。書家と言われる方々だけでなく、我々「教科書」を制作する人間も、この言葉を肝に銘じて仕事をしていかなければいけないと思います。
[PR]
by sho-editor | 2009-03-25 10:46 | 日々のこと
じゃばら
花粉症でお悩みの皆様に朗報です。
今朝テレビを見て知ったのですが、じゃばらという柑橘類が花粉症の症状に効くそうです。
これまでにも、甜茶やミントが効くという話はありましたが、自分としては効果はイマイチかな…と思っておりました。
でも、今回はかなり期待できそうです(根拠なしですが)。
さっそくネットで調べてみたところ、じゃばらとは、柚子やスダチに似た和歌山県北山村特産の柑橘類で、
「邪(気)をはらう」ところからこの名前がつけられたといわれているようです。
岐阜大学医学部が、花粉症患者にモニター調査を行った結果、
・水っぱな 
・くしゃみ・鼻づまり
・鼻、目のかゆみ 
・涙目
という花粉症の症状が、全て改善したのだそうです。
他にも、
・仕事に支障 
・気分が晴れない 
・精神集中不良 
・面談に不便
・疲れやすい 
・運動に支障
などの項目についても改善されたという結果になったそうです。
北山村だけに自生する「じゃばら」。
人口500人余りの小さな村の活力・地域振興という意味で、非常に大きな役割を担ってるとのことですが、テレビや新聞で紹介されたので、注文殺到で大変でしょうね…。
私も花粉症重症患者の一人ですので、いつか試してみたい…わぁ。
[PR]
by sho-editor | 2009-03-12 11:18 | 日々のこと
高等学校新学習指導要領告示
随分後ろにずれ込んだ感がありますが、ようやく、本日付の官報で、
「高等学校新学習指導要領」が告示されましたね。
「英語の授業は英語で」とか、「義務教育の内容も必要に応じて教える」とか、
「数学・理科は2012年度入学生から前倒しで実施」とか、
なんだか、今までの学習指導要領は何だったんだ?と思うような後付けが多くて、
正直???という感じです。
政治と経済に加え、教育も混迷しているような気がしてならない日本、
どうなっていくんでしょうか…。
とても不安です。
[PR]
by sho-editor | 2009-03-09 10:16 | 書教育