教育図書の教科書編集者が、書の魅力を少しでも多くのみなさんに。
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装飾料紙と鑑賞料紙
紅葉真っ盛りですね。
上野の森も、木々が色づき、地面は落ち葉の絨毯です。
さて、東京国立博物館本館では、「装飾料紙と鑑賞料紙」と題した特集陳列が行われています。
継色紙、寸松庵色紙、小島切、石山切(伊勢集)、石山切(貫之集下)、元永本古今集、本阿弥切、栂尾切、荒木切などなど、型文様を施した雲母刷り、ろう箋などの舶載の唐紙、蝶・鳥の下絵や、漉き模様など、さまざまな意匠をこらした装飾料紙に書かれた古筆は、王朝貴族たちの感性を今に伝えます。
企画展とはいえ、特別展ではありませんので、会場は比較的空いていて鑑賞しやすいと思います。
東京国立博物館本館で、華麗な装飾料紙の世界を堪能してきてください。

東京国立博物館 本館特別1室 特集陳列 装飾料紙と鑑賞料紙
2008/11/5(水)~2008/12/14(日)
9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日
入館料 一般600(500)円 大学生400(300)円 ※( ) 内は20名以上の団体料金。
※高校生以下と満70歳以上の方は、平常展については無料。入館の際に年齢のわかるもの(生徒手帳、健康保険証、運転免許証など)を要提示。
〒110-8712 
東京都台東区上野公園13-9
TEL 03-3822-1111(代表)
利用案内や展示・催しに関する問い合わせは
ハローダイヤル03-5777-8600へ
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by sho-editor | 2008-11-25 14:38 | 展覧会
中国古銅近人印譜
東京国立博物館は、現在、平成館で大琳派展が開催されているため、大変な人出です。
老若男女、外国の方々、学生、さまざまな人たちが上野に集っています。
私も、琳派に興味はあるものの、行列を見て思わずギョッとしてしまい、結局いつもの東洋館へ歩を進めたのでした。
b0141827_16441691.jpg現在東洋館では、特集陳列ということで、「中国古銅近人印譜」が展示されています。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、昭和51年、実業家の横田実氏から、漠南印譜コレクションとして知られる中国古銅印譜198点・近人印譜247点、また、平成14・15の両年度にわたり、小林斗あん先生から中国稀覯印譜およ

び篆刻資料423件が、東京国立博物館に寄贈されました。
今回は、この両コレクションの中から中国古銅印譜、中国近人印譜の優品が展示されています。
陳介祺編集の「十鐘山房印挙」、呉昌碩の「斎雲館印譜」、「削觚廬印存」、「缶廬印存」などなど、製作部数の少ない原鈐本や、編者自らが注記を書き加えた、中国でも見ることのできない稀覯本が多数含まれています。
それぞれ見開きずつしか見られないのがとても残念ですね…。
でも、印譜を見るのは楽しいです。
印刷本とは全く違う印象の印ばかりなので、とても新鮮です。
篆刻に興味がおありの方、大琳派展のついででもかまいませんので、ぜひ東洋館へお出かけください。
ご注意ください、大琳派展、16日(日)までです!!

東京国立博物館 東洋館第8室 特集陳列 中国古銅近人印譜
2008/11/5(水)~2008/12/25(木)
9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日
入館料 一般600(500)円 大学生400(300)円 ※( ) 内は20名以上の団体料金。
※高校生以下と満70歳以上の方は、平常展については無料。入館の際に年齢のわかるもの(生徒手帳、健康保険証、運転免許証など)を要提示。
〒110-8712 
東京都台東区上野公園13-9
TEL 03-3822-1111(代表)
利用案内や展示・催しに関する問い合わせは
ハローダイヤル03-5777-8600へ
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by sho-editor | 2008-11-13 17:21 | 展覧会
泉屋博古館分館
今日は天気がよかったので、飯田橋、銀座、六本木と展覧会のはしごをしました。
その中から、最後に行った、六本木一丁目駅近くにある泉屋博古館(分館)とその企画展を紹介いたします。
b0141827_15533956.jpg

泉屋博古館分館は、住友家の旧蔵品を蒐集・展示する泉屋博古館(京都)が、その収蔵品を関東以北や海外の美術愛好家にも広く鑑賞してもらうため、平成14年10月25日に開館したものです。
泉屋はイズミヤではありません。センオクと読みます。江戸時代の住友の屋号「泉屋」と、九〇〇年前に中国で皇帝の命によって編纂された青銅器図録『博古図録』の「博古」よりとって、「泉屋博古館」の名がついたとのことです。

b0141827_16393868.jpgその泉屋博古館分館で現在開催されているのが、「日本の書跡ーかな古筆と近世雅人の書ー」展です。
企画展とはいえ、館蔵品のみによる展示でしたので、作品数もさほど多くなく、展示もゆったりとしていました。

手鑑も全面広げられていて、圧巻でした。
この泉屋博古館分館、最寄り駅は営団地下鉄南北線の六本木一丁目です。
日展とはしごしようかな…なんて思って、六本木駅の方まで歩いて移動しようかしらと思ったあなた、それはムリです(笑)。
はっきりいって、遠いです。ちょっと覚悟してください。
国立新美術館最寄りの六本木駅は、営団地下鉄日比谷線と都営大江戸線の駅ですので、
南北線からだと乗り換えが大変です。
お急ぎの方は、タクシーに乗ってください。
時間に余裕の有る方は、六本木散策をしながら、ミッドタウンで途中休憩をとり、英気を養ってからお出かけください。

日本の書跡 ーかな古筆と近世雅人の書ー
2008/10/18(土)~12/7(日)
10:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日休館)
入館料 一般520円 学生310円 未就学児童は無料 ※20名以上2割引。
〒106-0032 
東京都港区六本木1-5-1
TEL 03-5777-8600(ハローダイヤル)
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by sho-editor | 2008-11-05 18:30 | 展覧会
第40回日展
b0141827_10354067.jpg日展が開幕しました。







b0141827_1025391.jpg私もこの三連休の中日、2日に、国立新美術館へ見に行ってきました。
大変天気が良かったのに加え、ピカソ展と重なっていたためか、
午前10時半だというのに、会場は相当混雑していました。




さて、まずは書の展示室である3階へ。
1階の喧噪とはうってかわり、書の階は静寂につつまれておりました。
壁面とガラスケースに目をやりながら、入口から順に奥へと進むと、
よく知る先生方の作品がところどころに見え、
「なるほどー。へぇぇ。今年はそういう詩(和歌)を題材にされたのかぁ。」
なんてことを思いながら、ようやく篆刻のガラスケースに辿り着きました。
篆刻作品の入ったガラスケース、何だか少なくなったと思うのは私だけでしょうか…。
そんな篆刻作品を1点1点見ながら、今年は何か大人しいというか、
あっと思う作品が無いなぁ…と思い、ちょっと寂しい気持ちになりながらふと壁面に目をやると、なんとも清雅な仮名作品が視界に入りました。
直感で、土橋靖子先生の作品では?と思いました。
作品右側のキャプションの上には、金色の札が見えます。
ということは、会員賞か文部科学大臣賞か…。
おそるおそる近づいてみると、やはり土橋先生の名が。
金色の紙は、やはり日展会員賞の札でした。
ふわふわと優雅な空気が漂いながらも、
所々に配置された厳しい線が、ピリッとした緊張感を与えています。
遠くに立つと、紙の上に浮き上がった凹凸の世界が、
不思議と近づいてくるように見えます。
こんな作品を拝見すると、お正月の朝日二十人展がますます楽しみです。
日展では、大字仮名作品でご自身の軸を示し、
二十人展では、調和体と中・細字で一般の書愛好家の目を楽しませる、
正にアーティストです。

今年の日展会場では、中国からの観光客と思われる方々を大勢見かけました。
日本の書に興味を持っておられるということなんですよね。
どんな感想を持たれたんでしょうか、気になります。
私が中国語が分かれば、話し声から判断できるんでしょうけど…。
日展は、12月7日(日)まで、六本木の国立新美術館で開催されています。
書以外もご覧になろうと思うと、1日でも時間が足りないぐらいだと思います。
「トワイライトチケット」なるお得なチケットもあります。
ぜひお出かけください。

第40回日展
2008/10/31(金)~12/7(日)
観覧時間:午前10時~午後6時(入場は午後5時30分まで)
     金曜日は午後8時まで(入場は午後7時30分まで)
休館日: 毎週火曜日
入場料:一般 1,200円 / 高・大学生 700円
◆トワイライトチケット [時間限定入場券・会場窓口販売]
※観覧時間: 午後4時30分~午後6時 (毎週金曜日は午後8時まで)
入場料:一般300円/ 高・大学生200円

今年満40歳の方へ☆☆☆☆☆
第40回特別企画 満40歳の無料招待特典
第40回開催にちなみ、今年満40歳になる昭和43年(1968年)生まれの方は入場料無料です。
※日展会場1階入場券売場割引窓口(六本木側)で、運転免許証、パスポート、各種健康保険証などの生年月日がわかる本人確認書類(コピーも可)をご提示ください。
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by sho-editor | 2008-11-04 11:39 | 展覧会