教育図書の教科書編集者が、書の魅力を少しでも多くのみなさんに。
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祈りの痕跡
b0141827_14192180.jpg???
わかる…、ような、わからない、ような…。
む、むむむ…。
ん、なるほど。
うわ。
へぇぇ…………。
なんじゃこりゃ。
ほほぉ…。

「祈りの痕跡」展、の感想です。
ひどい感想ですね、全く。
それほどに、私にとっては、???モヤモヤもやもやとした展覧会でした。
普段は会場の解説パネルってものをあまり読まないのですが、今回は読みました。
でも、ダメでした。わかんないです。
書家は、土橋靖子先生お一人のご出品です。
土橋先生の作品の前でだけ、なぜだかホッとしました。

人と痕跡、文字。
文字の無い時代に生まれた人々が、痕跡から文字を生み出す過程には、徐々にではあるにしろ想像を絶する創造の力が働いていて、それが現代にまで残り使われ続けている「漢字」というのは、誕生した当初から第一級の客観性と普遍性を持っていたということが言えるわけで。
現代人は、すでに文字の有る世界に生まれた人々。
私たち現代人が、原始の人々の創造力に追いつくのは、いつなのでしょうかね。

祈りの痕跡 地球文字探検家 浅葉克己ディレクション
2008/7/19(土)~9/23(火・祝)
休館日 火曜日(9月23日は開館)
11:00~20:00(入場は19:30まで)
会場 21_21 DESIGN SIGHT(六本木 東京ミッドタウン内)
〒153-0041 東京都港区赤坂9-7-6
TEL 03-3475-2121
入場料:一般1,000円 大学生800円 中高生500円、小学生以下無料
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by sho-editor | 2008-07-31 15:05 | 展覧会
蟹工船・芥川龍之介の遺書…
少し前からではありますが、小林多喜二の「蟹工船」が売れています。
新聞での作家高橋源一郎氏と雨宮処凛氏の格差社会をめぐる対談がきっかけとなり、書店で平積みによる販促が始まり、ブームとなったようです。
背景には、「ワーキングプア」と呼ばれる人々からの共感があるようです。
一方で、つい先日、芥川龍之介の幻の遺書4通がご遺族宅から見つかったというニュースがありました。
芥川の遺書6通のうち、妻にあてた遺書の中に「この遺書は直ちに焼棄せよ」と遺言されていたことから、すでに処分されたと思われていたのが、お孫さんの手により自宅から発見されたんだそうです。芥川の6通の遺書は、全集にその全文が収録されていますが、今回見つかった自筆には、追記したり書き直した部分が見られ、人生最後の推敲のあとがよく分かるとのことです。
日本近代文学館では、これら今話題の小林多喜二「蟹工船」、芥川龍之介の遺書4通ほか、宮沢賢治「銀河鉄道の夜」、島崎藤村「夜明け前」、太宰治「人間失格」、三島由紀夫「春の雪」などの原稿(レプリカ)をはじめ、関連の初版本などを展示中です。
原稿には、作者の個性が表れており、なかなか興味深いものです。ぜひ一度眺めに行ってみてください。

近代の名作ー昭和ー 展
2008/7/12(土)〜9/20(土)
※日・月曜日・第4木曜日
9:30〜16:30
日本近代文学館
〒153-0041 東京都目黒区駒場4-3-55(駒場公園内)
京王井の頭線 駒場東大前駅(西口)徒歩7分
路線バス(渋谷-幡ヶ谷 30分間隔)代々木上原 徒歩2分
TEL 03-3468-4181
観覧料:100円(中学生以上)
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by sho-editor | 2008-07-24 10:37 | 展覧会
神龍半印本蘭亭序、この眼で見ました。
15日に江戸東京博物館で開幕した「北京故宮 書の名宝展」、行って参りました。
「教科書の定番古典『神龍半印本蘭亭序』の実物が日本で初めて見られるという貴重な経験を、ぜひともしてみたい」、そして、「この話題を現場の先生方と共有したい」、という思いに賛同してくれた営業部T氏と共に。
会場には、唐から清代までの北京故宮博物院収蔵作品65点が、やや押さえ気味の照明の中、時代順に整然と陳列されていました。
平日ということもあってか、場内はそれほど混雑しておらず、比較的スムーズに陳列ケースの作品を鑑賞することができました。
今回の目玉は、何といっても「神龍半印本蘭亭序」。
そこだけ人の列が。
順番を待つ間、陳列ケースの手前にある八柱第一本、第二本、第三本の解説パネルに目を通し、「第一、第二、第三がこうも違うと、実際に王羲之が書いた蘭亭序って一体どんなのだったんだろうね?」、「いやいや、真跡が一つも遺っていないってことは、王羲之なんてホントはいなかったんじゃない?」なんて話をしているうちに、順番が回ってきました。
おぉ、これかぁ。
思ったより小さい…。
でも、文字に力があって(双鉤填墨とわかっていても)躍動感を感じる。
紙は古びてしっとりした感じだけど、墨の色が思いのほか鮮明。
当然ながら、うまい。
月並みな感想だとは思いますが、私の脳裏にしっかり焼き付いた上品な「神龍半印本蘭亭序」。
会場に行く前は、どうなのかな?と半信半疑でしたが、65点ある名品の中でもやはり第一位でした。
日本にも中国の名跡はたくさんありますが、北京故宮のコレクションは、日本の美術館・博物館のそれとは趣きが違いますね。
65点の作品に囲まれただけで、中国の空気と香りを感じることができました。
この展覧会、9月15日まで開催されています。
日本の国技・相撲の聖地両国国技館のすぐ隣で、中国の深い歴史をぜひ味わってください。
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by sho-editor | 2008-07-18 09:40 | 展覧会
一隅会展
b0141827_10443060.jpg夏休み目前、都内では各所で大きな書道の展覧会がいくつも開催されています。
そんな中、銀座で、関西の篆刻家の方々のグループ展「一隅会展」が18日(金)から始まります。
昨年の第15回記念展から銀座で開催されるようになったそうで、今年で16回。
篆刻といっても、白い紙に朱で押した印影の額作品だけでなく、掛軸作品や折帖作品、立体的な作品、遊印も展示されるようです。








書道の授業で、篆刻に取り組む高校は多いと思います。そしてその大半が、雅印の作成であると思います。
少ない授業時間数の中で、印1顆刻り上げるのも大変なことだと思いますが、書の作品に落款として押す雅印以外に、遊印を刻り、一隅会の篆刻家の方々のように、印や印影そのものを作品として見せる工夫をするというのも、生徒にとっては楽しい経験になるのではないでしょうか。
そのような作品は、印の本来の目的とは違う使われ方をしたものかもしれませんが、目的や用途にあわせて使い方や見せ方を考える中から、芸術的な感性も磨かれるんじゃないか…なんて思います。
ぜひ一度、一隅会展、見てみたいです。

第16回一隅会展
2008/7/18(金)~7/22(火)
10:30〜19:00 [最終日は16:00まで] 
田中貴金属4階 銀座タナカホール
〒104-0061
東京都中央区銀座1-7-7
TEL03-3561-0491
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by sho-editor | 2008-07-17 10:48 | 展覧会
第60回毎日書道展開幕
第60回毎日書道展が、国立新美術館と東京都美術館の2会場で開幕しました。
今年は、当社教科書篆刻領域の編集に協力いただいている稲村龍谷先生が、文部科学大臣賞を受賞されました。先週土曜日、「黒龍」をぶら下げお祝いのご挨拶に伺った所、満面の笑みで迎えてくださいました。先生のますますのご活躍を祈念いたしております。

b0141827_1461024.jpgまた、今日9日からは、毎日書道展第60回記念特別展示「春敬の眼」―珠玉の飯島春敬コレクション―も、国立新美術館で始まります。古筆の収集・研究に情熱を注いだ飯島春敬氏が、卓越した鑑識眼で選び抜いた名筆約300点が、展示されるそうです。
この展覧会の日本書跡部分を、これまた当社教科書編集メンバーであり、五島美術館学芸部長である名児耶明先生が監修されたということで、これは一見の価値ありです。他にも、高貞碑の初拓本や鄭羲下碑の最旧拓など、上田桑鳩氏収集の中国関係資料や、飯島春敬氏蒐集の文房四宝が展示されるそうです。
盛りだくさんな内容で、なんだかワクワクしますね。毎日書道展の入場券で、こちらの展覧会も入場できるそうです。これは「急いでいかなきゃ」です。

第60回毎日書道展
前期 7/8(火)~7/11(金) 東京都美術館(12日作品掛替の為休館)
後期7/13日(日)~7/17日(木) 東京都美術館(12日作品掛替の為休館)
「第2回日中女流書道家代表作品展東京展」7/8日(火)~7/17日(木) 東京都美術館(12日休館)
前期(Ⅰ)7/9(水)~7/14(月) 国立新美術館 ※水曜日は13:00開場 
前期(Ⅱ)7/16(水)~7/21(月) 国立新美術館 ※水曜日は13:00開場
後期(Ⅰ)7/23日(水)~7/28(月) 国立新美術館 ※水曜日は13:00開場
後期(Ⅱ)7/30(水)~8/3(日)  国立新美術館 ※水曜日は13:00開場
入場料 一般700円 大学生400円 高校生以下無料
*展示詳細を下記のサイトで確認のうえお出かけください。
http://www.mainichishodo.org/pdf/maishohonten/60tokyo_display.pdf

特別陳列「春敬の眼」珠玉の飯島春敬コレクション
7/9(水)~8/3(日) ※火曜日休館
国立新美術館 
10:00~18:00(入場は17:30まで)※毎週水曜日は13:00開場
入場料 毎日書道展入場券で参観できます

国立新美術館
〒106-8558
東京都港区六本木7-22-2
TEL 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
東京都美術館
〒110-0007
東京都台東区上野公園8-36
TEL 03-3823-6921
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by sho-editor | 2008-07-09 15:39 | 展覧会
迫ってきました
b0141827_1343145.jpg日中平和友好条約締結30周年記念&江戸東京博物館開館15周年記念特別展「北京故宮 書の名宝展」が、いよいよ来週に迫って参りました。
教科書ではもはや定番の「神龍半印本蘭亭序」が、中国から海を渡ってやってきます。
日本初公開だそうです。
北京故宮博物院でも、通常は公開されていないそうです。
門外不出の傑作を目の当たりにすることで、真跡の遺っていない王羲之が書聖と呼ばれる所以が何かわかるかも…、と妄想する毎日です。

この展覧会に関連して、当社教科書の編集メンバーでもある、大東文化大学の澤田雅弘教授が、都内各所において、『「書」の中国思想—鑑賞のためにー』という演題で講演されます。
7月12日築地社会教育会館(13:30開場、14:00開演ー15:30閉演)、
7月31日立川市女性総合センターアイム(18:30−19:00)、
8月29日日野市役所(18:30−19:00)
以上三カ所が現在のところの予定だそうです。
12日の講演は、既に応募が締め切られ、満席とのことです。
31日、8月29日につきましては、各会場にお問い合わせください。

「北京故宮 書の名宝展」
2008/7/15(火)〜9/15(月・祝)
※休館日 毎週月曜(但し、7月21日、9月15日は開館)、7月22日(火)
9:30〜17:30(土曜日は19:30まで)[入館は閉館の30分前まで]
江戸東京博物館(1階展示室)
〒130-0015
東京都墨田区横網1-4-1
TEL 03-3626-9974(代表)
入館料 一般 1300円/大学・専門学校生1040円/高校生・65歳以上 650円/中学生以下 無料
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by sho-editor | 2008-07-07 14:24 | 展覧会