教育図書の教科書編集者が、書の魅力を少しでも多くのみなさんに。
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カテゴリ:教科書( 3 )
近代教育をささえた教科書展
b0141827_9471716.jpg日本の近代以降の教育の発展を支えてきた教科書について、7月に一部が重要文化財に指定された「東書文庫」が所蔵する教科書、教材コレクションを中心に、戦後の文部省著作教科書までの歴史ならびに、教科書が果してきた役割、さらには社会や印刷技術との関係から紹介する企画展です。
文京区にある印刷博物館で、12日(月)まで開催です。

東書文庫は、教科書発行会社東京書籍が、昭和9年(1934年)に創立25周年の記念事業として創設したもので、この10月に創立100周年を迎えたそうです。
アール・デコの影響を受けた装飾建築として芸術的にも価値が高い東書文庫、閲覧は完全予約制とのことです。おでかけの際は、利用案内をご覧ください。
東書文庫 URL http://www.tosho-bunko.jp/

近代教育をささえた教科書展
印刷博物館

2009/7/18(土)~10/12(月)
10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日 毎週月曜日(ただし、10月12日は開館)
入場料 一般500円、学生300円、中高生200円、小学生以下無料
※20名以上の団体は各50円引き
※65歳以上の方は無料
※身体障害者手帳等お持ちの方とその付き添いの方は無料

〒112-8531
東京都文京区水道1丁目3番3号
トッパン小石川ビル
tel.03-5840-2300(代)
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by sho-editor | 2009-10-09 10:14 | 教科書
楷書前後出師表巻
ここのところ、本についての書き込みが続きましたので、久々に本来の目的である書についてお話したいと思います。
現在、東京国立博物館東洋館では、「中国書画精華」と題して、唐・宋・元・明・清の歴代書画名品を特集陳列しています。
その中に、当社の「書Ⅰ」教科書に掲載されている「楷書前後出師表巻(祝允明書)」があります。
祝允明55歳の作で、彼の代表作の一つです。
高等学校の書道では、半紙に2〜6文字という拡大臨書の他に、小筆を使用して書く実用書も学習します。
特に、書道Ⅰの教科書の楷書領域の中では、その実用書への応用をねらって「細楷(小楷ともいいます)」と呼ばれる古典を学習します。
私が高校生の頃は(随分昔ですが…)、細楷というと、墓誌銘や般若心経のような古典を学習したように記憶していますが、最近はそういうものを題材として選ぶ教科書会社は少なくなっているように思います。
なぜなんでしょうかね。
一部には、宗教の多様化から、般若心経を書くことに対し拒否感を持つ生徒が増えたとか、墓誌銘のような整斉な楷書に対して、現代の子どもたちは関心が薄くなった…などという声もあります。
写経が静かなブームと言われて久しいですが、高校書道教育においてはそれが当てはまらないようなんです。
ある高校で、1年生を対象に、「唐の四大家の中で、誰の書が好きか」というアンケートを実施したところ、「顔真卿の書が一番好き」と回答する生徒が最も多かったという結果が出たそうです。
隋唐の整斉な楷書への興味・関心が薄れているという事実が浮き彫りなったと言っても過言ではないと思います。
そんな中で、当社は、細楷の古典として「楷書前後出師表巻」を選び、掲載しました。
現場でどのように受け止められているか、未だ検証しておりませんので何とも言えませんが、皆さんはこの書をどうお感じになられるでしょうか。

なんか自分にも書けそう。
ゆるい感じがして、とっつきやすいかも。
諸葛孔明の出師表なら三国志を読んで知ってるから、ちょっと書いてみたい。

どんな書なのか見てみたいと思いませんか?
11月3日(月)までの陳列です。
ぜひ上野の東京国立博物館東洋館へお出かけください。

東京国立博物館 東洋館第8室 特集陳列 中国書画精華
後期:2008/10/7(火)~11/3(月・祝)
9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日
入館料 一般600(500)円 大学生400(300)円 ※( ) 内は20名以上の団体料金。
※高校生以下と満70歳以上の方は、平常展については無料。入館の際に年齢のわかるもの(生徒手帳、健康保険証、運転免許証など)を要提示。
〒110-8712 
東京都台東区上野公園13-9
TEL 03-3822-1111(代表)
利用案内や展示・催しに関する問い合わせは
ハローダイヤル03-5777-8600へ
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by sho-editor | 2008-10-30 11:35 | 教科書
教科書図書館
今日は、あることを調べるため、江東区にある教科書図書館へ行ってきました。
教科書図書館とは、財団法人教科書研究センターの目的を達成する事業の一つとして昭和52(1977)年11月8日 に開設されたもので、主として
  1. わが国の小・中・高等学校等で使用されている現行教科書
  2. 昭和24(1949)年以降の検定教科書
  3. 諸外国の教科書(わが国の小・中学校に相当する学校で使用するもの)
  4. 教科書の改善研究等に関する調査研究資料
  5. 教科書研究等に関する逐次刊行物・参考図書等
を収集・展示し、利用に供している図書館です。
今日の目的は、書道についてではなく、同じ芸術科目の中の「美術」の教科書というのがどんな作りになっているのかなぁということを調べるためです。
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美術の教科書というのは、とてもカラフルで、内容も多方面にわたっており、高校の教科書ともなると、私の目にはとても専門的で高度なものに映りました。
たくさんの教科書や指導書を見ているうちに、いろいろと考えるべき事が見つかりましたので、他教科の仕事を見るというのは勉強になるもんだなぁとつくづく思いました。
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高校で美術を選択していたら、自分にどんな影響を与えたのかなぁなんてことを考えながら、図書館を後にしました。
教科書図書館は、一般の方も利用できます。昭和24(1949)年以降の教科書は、全会社・全教科そろっています。自分が学んだ教科書を探しに行かれてはいかがでしょうか。

財団法人教科書研究センター附属 教科書図書館
開館日・開館時間
月曜日~水曜日 9:30~16:30
休館日
木曜日~日曜日、国民の祝日・休日、年末・年始
(このほか整理の都合上、臨時に休館することがあります。)
◆ 高等学校生徒以下の方は原則として入館できません。
〒135-0015
東京都江東区千石1丁目9番28号
TEL 03-5606-4314
FAX 03-5606-4392
※臨時休館の場合もありますので、当日教科書図書館にお問い合わせの上お出かけください。
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by sho-editor | 2008-06-24 17:14 | 教科書