人気ブログランキング | 話題のタグを見る

教育図書の教科書編集者が、書の魅力を少しでも多くのみなさんに。
by sho-editor
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
一隅会展
一隅会展_b0141827_10443060.jpg夏休み目前、都内では各所で大きな書道の展覧会がいくつも開催されています。
そんな中、銀座で、関西の篆刻家の方々のグループ展「一隅会展」が18日(金)から始まります。
昨年の第15回記念展から銀座で開催されるようになったそうで、今年で16回。
篆刻といっても、白い紙に朱で押した印影の額作品だけでなく、掛軸作品や折帖作品、立体的な作品、遊印も展示されるようです。








書道の授業で、篆刻に取り組む高校は多いと思います。そしてその大半が、雅印の作成であると思います。
少ない授業時間数の中で、印1顆刻り上げるのも大変なことだと思いますが、書の作品に落款として押す雅印以外に、遊印を刻り、一隅会の篆刻家の方々のように、印や印影そのものを作品として見せる工夫をするというのも、生徒にとっては楽しい経験になるのではないでしょうか。
そのような作品は、印の本来の目的とは違う使われ方をしたものかもしれませんが、目的や用途にあわせて使い方や見せ方を考える中から、芸術的な感性も磨かれるんじゃないか…なんて思います。
ぜひ一度、一隅会展、見てみたいです。

第16回一隅会展
2008/7/18(金)~7/22(火)
10:30〜19:00 [最終日は16:00まで] 
田中貴金属4階 銀座タナカホール
〒104-0061
東京都中央区銀座1-7-7
TEL03-3561-0491
by sho-editor | 2008-07-17 10:48 | 展覧会
<< 神龍半印本蘭亭序、この眼で見ました。 第60回毎日書道展開幕 >>