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夏休み目前、都内では各所で大きな書道の展覧会がいくつも開催されています。
そんな中、銀座で、関西の篆刻家の方々のグループ展「一隅会展」が18日(金)から始まります。 昨年の第15回記念展から銀座で開催されるようになったそうで、今年で16回。 篆刻といっても、白い紙に朱で押した印影の額作品だけでなく、掛軸作品や折帖作品、立体的な作品、遊印も展示されるようです。 書道の授業で、篆刻に取り組む高校は多いと思います。そしてその大半が、雅印の作成であると思います。 少ない授業時間数の中で、印1顆刻り上げるのも大変なことだと思いますが、書の作品に落款として押す雅印以外に、遊印を刻り、一隅会の篆刻家の方々のように、印や印影そのものを作品として見せる工夫をするというのも、生徒にとっては楽しい経験になるのではないでしょうか。 そのような作品は、印の本来の目的とは違う使われ方をしたものかもしれませんが、目的や用途にあわせて使い方や見せ方を考える中から、芸術的な感性も磨かれるんじゃないか…なんて思います。 ぜひ一度、一隅会展、見てみたいです。 第16回一隅会展 2008/7/18(金)~7/22(火) 10:30〜19:00 [最終日は16:00まで] 田中貴金属4階 銀座タナカホール 〒104-0061 東京都中央区銀座1-7-7 TEL03-3561-0491
by sho-editor
| 2008-07-17 10:48
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