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東洋館は、コロナ禍でなくとも、常にソーシャルディスタンスが保たれている、素敵な会場の一つです。何度も通っているのに初めて見る呉煕載の書が展示されていて、思わず見入ってしまいました。 本館も、いくつかの部屋は閉まっておりましたが、入場制限があるため、通常より空いていて、これまた快適な空間でした。平成館のきもの展、和装がお好きな方にはたまらない展覧会なのでしょうね。着物姿の方々を、本館でも見かけました。 東博へは古典を見に出かけることがほとんどですが、六本木の国立新美術館は、やはり現代ものがしっくりきますね。「古典×現代2020」のタイトルに惹かれ、初の日時指定デジタルチケットをゲットし、行って参りました。 ポスターのサブタイトルにもある、「いつの世もアヴァンギャルド」。古典って、その当時はアヴァンギャルドだったんですよね。 今回の展示、現代作家の皆さんには申し訳ないんですが、古典の方がずっとずっとアヴァンギャルドかな。今見ても新しい。もっとずっと先を行ってる。円空の彫刻も乾山の器も。いや、現代作家の深い思索や繊細で高度な技術は当然すごいと思うのですが、発想というか、着想というか、感性というか、ゼロから1を産む閃きというか。古典と言われるものは、その部分が突出しているんだなと。 100年後1000年後に古典と言われる書の作品、2020年に生まれますかね。いや、令和の間に生まれますかね。期待したいと思います。 現代作家の作品ですが、しりあがり寿さんの作品群は、ちょっとおもしろかったです。「そうそうそう」と思わず頷くものばかりでした。 国立新美術館 会期:2020年6月24日(水)〜8月24日(月) 開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで) 入館料:日時指定観覧券(税込) 一般 1,700円 大学生 1,100円 高校生 700円 ※混雑緩和のため、本展では事前予約制(日時指定券)を導入します。入場にあたってはすでにチケット等をお持ちの方も含め、どなた様もオンラインでの「日時指定観覧券」もしくは「日時指定券(無料)」の予約が必要です。予約完了後に、申込完了画面またはご購入確認メールのリンクから、チケットをプリントアウトしてお持ちになるか、またはスマートフォン等の画面にてQRコードを表示いただき、入場の際に係員にご提示いただきますようお願いいたします。なお、電話等ではご予約をお受けできません。 国立新美術館 企画展示室2E 〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2 東京メトロ千代田線 乃木坂駅 青山霊園方面改札【6出口】(美術館直結) 東京メトロ日比谷線 六本木駅 【4a出口】より徒歩5分 都営地下鉄大江戸線 六本木駅 【7出口】より徒歩4分 #
by sho-editor
| 2020-07-28 19:09
| 展覧会
東京は、第二波だの第一波の残り火だのと見解が分かれつつも、感染者の増加が止まらない夏を迎えております。 昨年の今頃、オリンピックのマラソンの件ですったもんだしていたとは思えない静かな2020東京。 会社のある神保町の交差点には、沿道のマラソン観戦者が熱中症で倒れないようにと、商店街の皆さんの好意で作られたミスト屋台が置かれています。 朝顔の造花や風鈴で彩られた手づくり感満載のお休み処でして、30度近い日になると、「オレのことを忘れるなよ」と言わんばかりに、モクモク激しめにミストを噴射しております。 千駄ヶ谷にある国立競技場も、昨年の下半期、仕事の打ち合わせに出かけるため、ほぼ毎週、脇道から組み上がる様子を見上げておりましたが、美しく仕上がった勇姿が、今となってはなんだか不憫に思えてなりません。 東京オリンピック、果たして来年、無事に開催されるんでしょうかね。 美術館・博物館も、7月に入って再開するところが多くなりました。 目からの栄養補給で、ようやく心の安定が戻って来そうです。 もともとあまり物欲がなく、消費や経済といった社会のしくみを知って賢く生きようなんて気、ほとんど無い人間なので、自粛を強いられてもストレスを感じることなどほぼ無し。 普段通り、だったかなと。 いや、テレワークだの時差通勤だのと 皆さんが右往左往していた4〜6月の3ヶ月間、 締め切りの迫る大仕事を抱え例年以上の忙しさで、 死ぬかと思うような仕事三昧の日々を送っておりました。 しかし、それはもう、文化的な生活とは程遠い、 労働とわずかな消費だけの本当に味気ない日々でして、月並みではありますが、 自由に旅や芸術鑑賞できる環境の有り難さを痛感した次第です。 すでに、新たな締め切りに向け、 終わりの見えないコロナ禍の中を、トボトボ歩き始めております。 写真は、久しぶりに東京国立博物館へ行く途中 見頃を迎えていた不忍池の蓮です。 3年ぶりの更新が、思いの外長文になってしまったので、 今日の東博の展覧会鑑賞記は、次回に持ち越しいたします。 まだまだ外出自粛の日々は続くと思いますので、 おいそれと展覧会に足を運べませんが、意を決してでも見に行く価値のある展覧会も 実は現在開催されています。 会期があまり長くないので、お知らせだけしておきます。 東京都外の方々は、足を運ぶ勇気がなかなか出ないかもしれませんが、 完全装備で是非お出かけになってみてください。 開館15周年記念特別展 開館15周年記念特別展として、所蔵する三井家伝来の美術品のうち、国宝・重要文化財を含む、最高の作品を選んで展示。 第一部は、「孔子廟堂碑」ほか、聽冰閣本と呼ばれる新町三井家九代三井高堅収集の碑拓法帖の周知の名品が勢揃い。 第二部は、「高野切」「継色紙」「寸松庵色紙」「升色紙」ほか、平安古筆の優品の数々が登場。 会期:2020年7月1日(水)ー7月29日(水) 会期:2020年8月1日(土)ー8月31日(月) 開館時間:11:00-16:00(入館は15:30まで) 休館日:月曜日(8月10日、8月31日を除く) 入館料(特別展) :一般1,300円 大学・高校生800円 中学生以下無料 ※新型コロナウイルス感染拡大状況ならびに緊急事態宣言の状況等で、開催時期・開館時間等について変更・中止の可能性があります。 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 三井本館7階 ハローダイヤル:050-5541-8600 東京メトロ銀座線・半蔵門線 三越前駅【A7出口】より徒歩1分 東京メトロ銀座線・東西線・都営浅草線 日本橋駅【B9出口】より徒歩4分 JR東京駅【日本橋口】より徒歩7分 JR神田駅より徒歩6分 JR総武快速線 新日本橋駅より徒歩4分 #
by sho-editor
| 2020-07-16 19:16
| 展覧会
只今、NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」が絶賛放送中です。
私は今回の大河ドラマが大好きで、毎週楽しみに見ております。 小さな国の城主である直虎の奮闘、そしてそれを支える家臣たちの姿に、毎週心打たれているのです。 そのドラマの中で、必ずと言っていいほど、書状が出てきます。 御下知(命令の文)であったり、内通の文であったり、交流の手紙であったり、形は様々ですが、手書きの文というのは、当時欠かせない情報伝達手段だということが分かります。 ということで、今回はこちらの展示を見に行ってまいりました。 2017年NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」 戦国!井伊直虎から直政へ 井伊家に関する展示はもちろんのこと、今川・徳川など、井伊家ゆかりの大名に関する展示も豊富でした。 展示の中には、様々な書状がありましたが、特に目を惹かれたのは、最後に書かれている花押です。 この人はこんなサインだったのか… それぞれの個性ある花押を比べ、楽しみました。 さて、本題に。今回の展示の主人公は井伊直虎です。 実在していたことは確かですが、資料は多くは残っていません。 そんな直虎の唯一の書状が今回の目玉でした。 「直虎」 と軽快な筆運びで書かれた花押に、感動いたしました。 井伊直虎は本当に存在していたんだ。 そんな実感を得ることができました。 書状は、芸術目的で書かれたわけではありません。でも、戦国時代の武士たちの生の姿を味わうことができます。 是非展示に行ってみてはいかがでしょうか。 そして、NHKの「おんな城主直虎」は今、佳境に入っているところです。おすすめです……! 戦国!井伊直虎から直政へ 会期:2017年7月4日〜8月6日 会場:東京都江戸東京博物館 1階特別展示室 (東京都墨田区横網1-4-1) ・JR 総武線「両国」駅西口、徒歩3分 ・都営地下鉄大江戸線「両国(江戸東京博物館前)」駅A3・A4出口、徒歩1分 ・都バス:錦27 ・両28 ・門33系統「都営両国駅前(江戸東京博物館前)」下車、徒歩3分 ・墨田区内循環バス「すみだ百景すみまるくん・すみりんちゃん (南部ルート) 」 「都営両国駅前(江戸東京博物館前)」下車、徒歩3分 電話番号:03-3626-9974(代表) 開館時間:午前9時30分~午後5時30分(土曜日は午後7時30分まで、7月21日(金)、28日(金)、8月4日(金)は午後9時まで開館) ※入館は閉館の30分前まで 観覧料:一般1350円 大学・専門学生1080円 高校生・65歳以上680円 #
by sho-editor
| 2017-07-31 16:13
こんにちは。
最近は晴れる日も続き、青空に浮かぶ雲が爽やかさを運んでくれますね。 この季節は、入道雲を見ることができたり、空一面の黒い雲を見て気分がどんよりしたり…… 実に様々な雲の表情を見ることができます。 そんな雲ですが、実は、空以外にも見ることができます。 先日、五島美術館にて美しい雲を見てまいりました。 かなの名品をいくつも所蔵している五島美術館ですが、今回の展示は「料紙」にスポットを当てています。 私が見てきた雲は……、そうです、「雲紙」「飛雲」です! 紙の中に浮かぶ雲は、自然の雲さながらです。 ふわふわと浮かぶような、それでいて儚さもあり…… かと思えば大胆な雲もあったりで、いくら見ても飽きません。 当時の人々が、いかに空を眺め、雲を愛でていたかがわかるような心地がいたしました。 時代によって雲紙や飛雲にも違いがあるようなので、是非見比べてみてはいかがでしょうか。 もちろん、雲紙や飛雲以外にも多様な料紙が展示されています。 自然なものから豪華なものまで、日本の美を感じに是非お出かけください。 五島美術館 「料紙のよそおい」 期間:2017年6月24日〜7月30日 住所:〒158-8510 東京都世田谷区上野毛3-9-25 上野毛駅 徒歩5分 電話:03-5777-8600(ハローダイヤル)/03-3703-0661(テープ案内) 入館料:一般1,000円/高・大学生700円/中学生以下無料
・団体20名以上1人800円 ・障害者手帳をお持ちの方、ならびに介助者の方1名は200円引 ・入園のみ(展覧会をご覧にならない場合)は1人300円(中学生以下無料) #
by sho-editor
| 2017-07-14 14:32
はじめまして。教育図書の書道編集担当として新しく入りましたSと申します。
書に関すること、教育に関することなど、様々なことをお知らせしていきたいと思います。 さて、早速ですが、先日東京国立博物館に行ってまいりました。 現在、東洋館8室にて、隋唐時代の書の拓本が展示されているのです。 行ってみると、教科書に載っている古典の拓本が沢山! その中でも特に私が惹かれたのは、顔真卿「顔氏家廟碑」の全拓です。 自分の背よりも高い全拓の一字一字から溢れてくる迫力。 まさに字が降ってきたかの如し。 やっぱり実物はすごい! 全拓を見ることができる機会はあまりありませんので、お時間があれば足を運んでみてはいかがでしょうか。 今週末まで展示されています。 東京国立博物館 東洋館8室 中国の書跡 隋唐時代の書−拓本の世界− 期間 2017年4月25日(火)〜6月25日(日) 住所 〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9 JR上野駅公園口より徒歩10分 TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル) 料金 一般620(520)円、大学生410(310)円 ※()内は20名以上の団体料金 開館時間 9:00〜17:00(入館は16:30まで) #
by sho-editor
| 2017-06-22 10:23
| 展覧会
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